アブラナ科イヌガラシ属
学名(属名+種小名)Rorippa indica
属名のRorippaはこの植物に対するサクソンの古名Rorippenのラテン語化。種小名のindicaはインドの意
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撮影:左は2011年11月5日 右は2009年5月27日 いずれも荒川河川敷にて |
※上の写真はクリックすると大きくなります |
葉 |
大小不揃いの深い鋸歯がある |
根・茎 |
全体に無毛で小さいがよく枝分かれする |
花 |
花径4ミリの黄色い十字状花 |
果 実 |
果実は約2センチの円柱形で弓状に曲がる |
高さ |
高さは30〜50センチの多年草 |
花 期 |
4月〜9月 |
生育地 |
道端やあぜ道 |
分 布 |
日本全土 |
別 名 |
十字j形花(アブラナ科の花) |
花言葉 |
平凡の非凡(道端に多い) |
渡 来 | 在来種 | 近似種 |
スカシタゴボウ |
和 名 |
植物に犬が付くのは役に立たないの意味が多い。そして芥子(からし)とはカラシナ類の種子を粉末にしたもの。カレー粉、粉わさびなどの原料とする
ほか、各種の料理に用いられる有用なもの。結局カラシにもならない雑草で食用にならないという意味。 |
雑 記 |
イヌガラシ、スカシタゴボウ、イヌナズナなどいわゆる田んぼや畑の雑草をあまり意識しなくなった。2017年の11月下旬荒川河川敷はほとんどが枯れ野原
か水を抜いた収穫後の田んぼで見るべきものが無かった。そんな田んぼの畔に小さなイヌナズナが花を付けていて写真の対象にした。レポートを作成していて
H.Pを調べると花インデックスに載せてない。こんなポピュラーな種を取り上げていないのに我ながらビックリ。作成しようと写真を調べると古い年ほど多く
撮っていて、最近はあまり目を向けていなかった。珍しい、特殊な草花にばかり目が行っていたようだ。 |
2018年1月13日作成
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イヌガラシの花は径4ミリ、萼片4、花弁4、雄しべ6、雌しべ1で花弁は黄色。果実は丸く細長く弓状に曲がる長角果。 |