撮影:左は07年8月2日 桜区道場4丁目 右は07年7月22日 西区三条町の休耕田にて | |
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葉 | 表裏がハッキリせず幅1p以下 | 根・茎 | 地中に太い根茎が横たわり、鬚根がある |
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花 | 雌花、雄花とも花被がない | 果 実 | 果実は堅果だが、外目には変化なし |
高さ | 1〜1.5メートル | 花 期 | 6月〜8月 |
生育地 | 池や沼に生える多年草 | 分 布 | 本州〜九州 |
別 名 | 花言葉 | 見かけによらない優しさ(穂黄が切り傷に効く) | |
渡 来 | 古事記にも登場する在来種 | 近似種 | ガマ、ヒメガマ |
和 名 | 古代ではカマ(加末、蒲)と呼ばれていたのが江戸時代からガマになったといわれます。ガマは朝鮮語のカムに続くという。カムとは材料の意でガマの葉を編んでむしろや敷物とする事に関係があろうと牧野博士は述べています。 小蒲の由来はガマより少し小さく高さ1〜1.5m、葉も細く幅1p以下の事からです。 昔は蒲の穂を綿の代用に使った事から、穂綿や蒲団という言葉が生まれ、また竹輪蒲鉾は蒲の穂の形に似ている事から生まれた言葉のようです。 |
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雑 記 | 雄花穂と雌花穂は間が無くくっ付いているのがヒメガマとの相違点で、花穂をつけるのも姫蒲より遅いようです。それぞれの花穂には苞があり、ごく若い雄花穂は苞に包まれています。雄花穂は雌花穂がまだ薄緑色の若い時に黄色い花粉を大量に飛ばし、果実期には枯れています。この花粉は「穂黄」といわれ傷や火傷の薬として古くから用いられてきました。古事記の因幡の白兎はこの穂黄によって火傷を治したようです。 詳細は石川の植物のガマをご覧下さい。 |
07年7月23日作成