マメ科ハギ属
学名(属名+種小名)Lespedeza stipulacea:Kummerowia stipulacea
LespedezaもKummerowiaも人名、種小名のstipulaceaは托葉のあるの意
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撮影:07年9月23日 荒川河川敷にて |
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葉 |
上部の葉は細く尖り下部の葉は円く先が凹む |
根・茎 |
茎には下向きの伏毛がある |
花 |
紅紫色の蝶形花と先端に閉鎖花をつける |
果 実 |
節果は扁平でやや楕円形 |
高さ |
10〜20pくらい |
花 期 |
8月〜10月 |
生育地 |
道端や野原に生える一年草 |
分 布 |
本州、四国、九州 |
別 名 |
ハサミグサ |
花言葉 |
山椒はピリリ(小さいが印象的な色と形の花) |
渡 来 |
在来種 |
近似種 | ヤハズソウ(しばしば混生するといわれる) |
和 名 |
矢筈草は葉を指先でつまんで引っ張ると支脈に沿って斜めに切れ、矢筈状に切れるからで、円葉矢筈草は葉が円い種。矢筈と
は矢の末端で弦につがえる凹部分。相撲の筈押しは親指と他の指を広げ相手のわきを押すことでその手の形の矢筈からきているようだ。
別名のハサミグサは子供達がそう呼んでいる所があるらしいが、これは葉を切った形が今の鋏ではなく昔の鋏の形に似ているか
らだろう。 |
雑 記 |
矢筈草(円葉矢筈草)はよく見るが、今回は円葉矢筈草の花がきれいに咲いている所に行き合わせた。両種はしばしば混生すると言われるが確かにすぐ近くに矢筈草があったが、花は既に終わっていた。両種の違いは葉の形の他に円葉矢筈草は茎に上向きの毛が生え、矢筈草は下向きに生える違いがある。
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07年9月15日作成