ナデシコ科ハコベ属
学名(属名+種小名)Stellaria alsine var.undulata
Stellariaはラテン語のstella(=星)で花の形が星型をしていることから。種小名はこの種の植物の古名。変種は波を打つの意
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撮影:左は2020年4月4日、右は2012年4月21日いずれもさいたま市の荒川河川敷にて |
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葉 | 長さ8〜18oの長楕円形の葉は無柄で対生 | 根・茎 | 茎は根元から多く枝を分け、無毛 |
花 | 白色の花弁は約5oで先が深く裂ける | 果 実 | 刮ハは宿存顎より長く熟すと6裂する |
高さ | 10〜25cm | 花 期 | 3月〜6月ころ |
生育地 | 道端や荒れ地や畑などに多い1〜2年草 | 分 布 | 日本全土に分布 |
別 名 | 天蓬草、雀舌草(漢名) | 花言葉 | 意外な思い、いじらしい |
渡 来 | 在来種 | 近似種 | ハコベ、ウシハコベ |
和 名 |
名前の蚤は小さい事の象徴としてつけられた。 フスマ(衾)は夜具、布団の事。平安時代などに用いられた古典的な寝具の一種。長方形の一枚の布地で現在の掛布団のように就寝時に体にかけて用いるため、後世の掛布団も衾と呼ぶことがある。小さな対生する無柄の葉を蚤の布団に見立てたようだ。
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雑 記 |
ノミノツヅリとノミノフスマはどっちがどっちなのか混同してしまうことが多いが、葉は長楕円形で両者とも対生で無柄だ。大きさは蚤の衾の葉が8〜18oで綴りの葉が3〜6oと全く違う。布団と衣服の違い以上かもしれない。なお植物の名前で一番小さいことを表すのがノミで、大きいのが鬼という。 |
2023年5月19日作成
観察ノート
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葉も茎も無毛、白っぽい緑色でよく枝を分ける |
花弁は基部近くまで2裂し、10弁のように見える |