<オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)>

ナデシコ科ミミナグサ属

学名(属名+種小名)Cerastium glomeratum

属名のCerastiumは果実の熟した形が角笛に似る事から。種小名は「集まった、球状の」との意味
オランダミミナグサ 和蘭耳菜草
撮影:左は03年4月17日北戸田駅前 右は07年4月12日荒川土手にて
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対生し卵形。長さ5〜25o幅2〜10o。無柄 根・茎 根際から分枝して株立ちになる。普通緑色
花柄は萼より短く殆ど茎に接して咲く 果 実 刮ハは円柱形、約8o、先が10歯に割れる
高さ 10〜30p 花 期 4月〜5月
生育地 畑、道端などに生える越年草 分 布 北海道〜沖縄に分布
別 名 アオミミナグサ、Sticky mouse-ear chickweed 花言葉存在感のある(地味ながら存在感がある)
渡 来 明治末年に横浜市で発見。原産地ヨーロッパ 近似種ミミナグサ

和   名特にオランダ原産という訳ではなく、ヨーロッパ原産なので異国のものという意味でオランダ。 葉がネズミの耳に似ていて若苗が食用になるので耳菜草。緑色が淡く、あまり紫がからない点、全体に毛が多く花序が密である 点が在来のミミナグサと異なる。
雑   記道端などに普通に見られるヨーロッパ原産の帰化植物。全体に灰色がかった黄色の軟らかい毛を密 生するので淡緑色に見える。4〜5月茎の先に 2出集散花序を出し、白色の小花を密に咲かせる。
晴天の07年2月1日西区の農道際に咲いていました。 早春に咲く花としても少し早過ぎるような気がしますが、土色の世界には新鮮でした。コスモポリタンの強さでしょうか太陽 が照りさえすれば真冬でも花開く事があります。

07年2月2日作成

観察ノート

オランダミミナグサ芽生え オランダミミナグサ
オランダミミナグサの芽生え 06年12月7日 ロゼットの状態で花をつけています 07年1月27日