ロウバイ科ロウバイ属
学名(属名+種小名)Chimonanthus praecox
属名Chimonanthusはcheimon(冬)+anthos(花)。種小名のpraecoxは早咲きの意味。
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撮影:2010年1月26日、いづれも小石川植物園にて |
※上の写真はクリックすると大きくなります |
葉 |
対生し長さ約15pの卵形で全縁、先はとがる |
根・茎 |
樹皮は淡灰褐色で小さな皮目が縦に並ぶ |
花 |
花径は約2pでソシンロウバイより小さい |
果 実 |
長卵形で花床が大きくなった約3pの偽果 |
高さ |
2〜5mくらいの落葉低木 |
花 期 |
1月〜2月 |
生育地 |
公園や庭木などに栽培される |
分 布 |
日本全土 |
別 名 |
カラウメ(=ロウバイ)、Winter Sweet |
花言葉 |
ゆかしさ。慈しみ |
渡 来 |
江戸時代初期に中国より渡来 |
近似種 | ソシンロウバイ |
和 名 |
らせん状に付く花被片がロウ(蝋)細工のようだから蝋梅。旧暦の12月の異称の臘月に花を咲かせるので臘梅とも言われるが、牧野博士は「和名は
漢名の蝋梅を音読みにしたので臘梅は不可」としていて、蝋梅説の方が一般的のようだ。 |
雑 記 |
1月末頃小石川植物園に行くとウンナンロウバイ、ロウバイ、ソシンロウバイと3種のロウバイが花をつけていて、前2種は中心が暗紫色だ。
いずれも雄しべは5〜6個で、雌しべはつぼ型の花床の中に多数つくという。春まだ浅い季節に花をつけるので庭木や公園木として喜ばれるようだが
花が大きく香りが強いのはソシンロウバイだ。
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2013年1月29日作成
観察ノート
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ロウバイの花は下向きまたは横向きに付く 2011年1月26日 |
この時期ヒヨドリには貴重な蜜源です 2010年1月26日 |