撮影:いずれも2014年9月6日 さいたま市の荒川河川敷の休耕田にて | |
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葉 | 対生し、葉柄が無い約10mmの線状披針形 | 根・茎 | 茎は地際から分枝し疎らな開出毛がある |
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花 | 花冠は長さ約6o、下唇の中裂片は2裂する | 果 実 | 刮ハは卵状楕円形で長さ約3o |
高さ | 高さ10〜25p | 花 期 | 8月〜10月 |
生育地 | 畦道や休耕田など湿地に生える1年草 | 分 布 | 本州から九州、東アジアにも分布 |
別 名 | 花言葉 | 幼き日の想い出(小さい鮮やかな花冠) | |
渡 来 | 在来種 | 近似種 | マルバノサワトウガラシ |
和 名 | 和名は日当たりの良い休耕田など湿地に生え、果実が唐辛子に似ている事からというが、刮ハの長さは約3oと非常に小さい。 名前の似た アゼトウガラシと同じような所に生えるが、アゼトウガラシより小さく茎は軟弱。でも花の色は鮮やかな紅紫色でよく目につく。全体的には アブノメ属に似る。 |
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雑 記 | 従来はゴマノハグサ科に分類されていたが、APG植物分類体系の第2版(2003年)でオオバコ科に移された。その後APG III(2009年版)で
アゼトウガラシなどはアゼトウガラシ科またはアゼナ科として分割が認められた。 2014年も夏の早朝、河川敷の原野(古い耕作放棄地) で毎日オオブタクサの抜き取り作業をしたが、今年はすぐ前の田んぼが休耕田になった。8月に入ると小さな水田雑草も見られるようになり、 サワトウガラシに出会った。小さいが鮮やかな花冠が目につき、疎らな毛がある 茎は地際から多くの枝を分けていた。 埼玉カテゴリー絶滅危惧TA類(CR) |
2014年10月14日UP
上部の葉腋から長さ10〜15oの細長い花柄を出し、淡紫色の花をつける。下部の葉腋にはしばしば無柄の閉鎖花をつける | |
花糸は大きく曲がって輪を作り、葯の二室は接着する | 萼は深く5裂し、裂片は線状披針形で腺毛がまばらに生える |