<トキワハゼ(常盤爆)>

ゴマノハグサ科(APG分類ではハエドクソウ科)サギゴケ属

学名(属名+種小名)Mazus pumilus

属名のMazusはmazos(乳頭突起)で花冠の喉部に突起がある事から。種小名のpumilusは低いとか小さいの意
トキワハゼ 常盤爆
撮影:左は2010年8月13日さいたま市の荒川河川敷、右は2015年6月14日田島ケ原サクラソウ自生地にて
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根生葉はやや大きいさじ型で上部は小さい 根・茎 茎は直立または斜めに立ち上がり低く広がる
花冠は長さ約1p、下部は筒状の唇形花 果 実 約4oの球形の刮ハで萼に包まれている
高さ 数本の茎を直立し高さ5〜25p 花 期 4〜11月
生育地 やや湿った空地や畑の周りなど 分 布 日本全土
別 名
花言葉 平凡な非凡(年中葉をつける)
渡 来在来種近似種 ムラサキサギゴケ

和   名 和名はほぼ一年中花や葉が見られ、果実が爆ぜるからという。また一説に爆は花の形が爆ぜ米に似るからともいう。
雑   記 従来はゴマノハグサ科に分類されていたが、APG植物分類体系でハエドクソウ科に移された。サギゴケ科として独立させる説もある。
トキワハゼやムラサキサギゴケの花柱の先は大きく広がって2裂しその内側が柱頭になっている。柱頭に触れると上下に分かれていた花柱の先が閉じ、 しばらくするとまた開くが、これを柱頭運動という。
トキワハゼはムラサキ サギゴケと違って匍匐枝は出さない。

2015年8月6日UP

観察ノート

トキワハゼ花 トキワハゼ草姿
上唇は浅く2裂し、下唇は紫がかった白色で3裂する 2008年9月25日 立ち上がった上部の茎葉は互生し小さい 2012年7月11日