9月27日は終日氷雨のような冷たい雨が降り続きました
今年の9月27日は終日雨。予報では午後から上がる事になっていたので、何時でも出られるように空模様を睨ん
でいたが氷雨のような細い雨は止む事が無かった。気温も上がらず日中も16℃くらいでベストだけでは寒くもう一枚はおり、靴下も
履く有様だった。平年なら11月の気温だったという。
ヒガンバナの開花の遅れなど猛暑の影響が植物を戸惑わせていたようだが、一転して晩秋の気温では生きとし
生けるもの全てが戸惑ってしまう。
堤防内風景 10年9月28日 | 堤防内風景 09年9月27日 |
上の2枚は堤防上の同じ所から撮った写真で、左の今年は前日来の雨で水田化し、右の去年は乾田風景が展開
しています。堤防の除草も去年はまだのようです。
左の写真は同じ所からさくら草橋方面の堤防風景
左の写真は同じ所からさくら草橋方面の堤防風景
28日も午前中は雨。今日こそ午後から曇の予報通り13時頃にはようやく止んだ。
殆ど2日間降り続いた雨は土手の草を洗い、生長を促したようで生き生きした緑が一面で、ひつじ(稲孫)が伸
びて水をたたえた田圃と共にまるで春の景色だった。
羽根倉橋から下る自転車道迂回路は冠水した所に太陽が反射してまぶしいくらいでした
途中アチコチに水溜りがあったが羽根倉橋から迂回路を下る途中は特にひどく全面的に冠水していた所もあ
った。太陽を反射し青空を映してきれいだったが水の中は極力ゆっくり走らざるを得なかった。
天候が急激に回復している様は雲の急な動きと青空の広がりによく現れていました
泥除けの無いマウンテンバイクはもろに水をはね上げてしまう。途中追い抜いて行った背中の真中には、はね
上げた水が縦模様になってハッキリついていた。
土屋と西遊馬の間の横堤にはヒガンバナが群生していました
少し遅めだったが土屋の横堤にはアチコチにヒガンバナが群生していた。除草が終わって間もない堤防だけに
最初はヒガンバナだけを上手く刈り残したのかと錯覚した。でも機械での除草がそんな器用なまねができるはずもなく除草後に伸び
出したのは間違いない。ヒガンバナには鱗茎から花茎を伸ばし花をつけるまで約1週間という特性がある。葉などの余分なものは付
けずに一直線に花茎だけを伸ばすからこそできる早技だろう。
江川のフェンスには多くのツル植物が絡みついていました
特にフウセンカズラの小さな緑白色の花が満開で大きな風船との対比が面白かった。ガガイモは大きな袋果を
たくさん付けていたが一部でまだ花も見られた。
セイタカアワダチソウは大きく円錐状に枝を広げていたが、まだ若緑一色で黄色い花は見られなかった。マメ
アサガオの白い花は一面に見られたがどの花も雨の被害を受けて満足なのは一つもなかった。
フウセンカズラ(ムクロジ科) | ガガイモ | セイタカアワダチソウ |
夕方になるにつれ雲が多くなり、昭和辺りの堤防に上がった時には遠く明るい帯状の所はあったが次第に雲に
覆われてしまった。帰宅は18時を少し回っていたが、途中からはライトの点灯が必要だった。
平成22年10月7日作成