晴天の今日は雪を頂いた富士山、夕景のシルエットの富士山も
27日は朝から快晴で雪を頂いた富士山が遠望でき、荒川河川敷では土合中学や浦和北高のマラソン大会が行われていた。
15時半頃には太陽が西に傾き始めて光り輝く太陽の下の方に富士山が薄く浮かんでいた。1時間もしない内にシルエットになり、太陽
の沈むに合わせて赤色が影絵に変化していった。
高さを5mかさ上げする工事中の昭和築堤と手前は浦和北高校の生徒たち
クコの透き通ったような紅く輝く実が大量に見られました
荒川河川敷で今年はクコのなり年のようでルビー色に輝く小さな紅い実が多く見られた。
クコ(枸杞)はナス科クコ属の落葉低木。ナス科は草本が多いが、クコの
ように木本もある。ジャガイモ、ナス、トマト、トウガラシなどの有用な植物も多い。
長さ約1pのクコの果実には2oくらいの扁平な種子が10〜20個入っている。
若葉は食べられ果実は果実酒にして、乾燥した果実は強壮、解熱に使われる。クコの果実は枸杞子(くこし)、根皮は地骨皮(じこっぴ)、
葉は枸杞葉(くこよう)という生薬とされる。
タコノアシが色づき、塚本の横堤には野菊が咲き残っていました
今年は分散してしまい他の草に埋もれたようになっているタコノアシ
もやっと本領発揮で赤く色づいていた。
かつてはユキノシタ科とされていて、花の形態などはベンケイソウ科に近いが、APG植物分類体系ではタコノアシ科として独立。
この日の荒川河川敷は花らしい花は見られなかったが、塚本の横堤の南斜面には野菊が咲き残っていた。そろそろ夕闇が迫る頃だった
が、ここは太陽の恵みを十分に受けてジシバリの黄色い花々も見られた。
ハキダメギク | アレチウリ |
多くの田んぼが田起こしされて土が露わになっていたが、レンゲ米田んぼは緑の水田雑草に覆われ、少なくなったチョウたちも見られた。
先日初めて知ったアサギマダラの食草というキジョラン。荒川河川敷にないか探してみた。日本では関東以西の本州などの照葉樹林に
生えるというので、山の方でないと無理かなとも思ったが、やはり無かった。
オニノゲシは原産地はヨーロッパ。1888年東京都小石川で発見された。道端や荒れ地に生える一年草または越年草で、ほぼ一年中
花がある。茎は中空で中部以上の葉は基部両側が半円形の耳となって茎を抱く。
平成27年12月3日作成