カワウは増え過ぎて2007年には狩猟鳥に指定されました
祥月命日の今日は昨日より最高気温が下がり、北風が強まるとの予報だったので防寒対策をして、早めに青葉園に
着くつもりで家を出た。
左はカワウ。ウミウと違って嘴の付け根の黄色い部分が眼の下後方に尖らない。
上はヨシガモ。白い首の 中央に黒線がある。長い3列風切は鎌のような形に垂れて、雄の冠羽はナポレオン帽のような形だ。
上はヨシガモ。白い首の 中央に黒線がある。長い3列風切は鎌のような形に垂れて、雄の冠羽はナポレオン帽のような形だ。
鴻沼川ではオオバンが相変わらず多く、カワウやヨシガモも見られた。カワウが流れの中の石に上がっていたの
で嘴に焦点を合わせて撮ってみた。嘴が独特で取った獲物を逃がさないようカギ形になっている。
カワウは1920年代以前には本州、四国、九州に広く生息していたが、1970年代には3000羽以下まで減少した。
その後1980年代には下北半島などの繁殖地が増え、増加に転じて2000年末には5〜6万羽まで増えた。そして公害
規制による水質の向上で餌となる魚が増えて飛躍的に増加、15万羽以上になったと推定されている。
各地で漁業被害が多くなり、全国で70億円を超すとされる農林水産業被害加え、集団生活のコロニーに
より生態系がかく乱されるのを防止する為に2007年6月1日以降には狩猟鳥に指定され、一転規制される鳥類の一種となった
。(ウキペディアより)
防災ステーション工事も二ツ宮上築堤工事も多くの重機が動いていました
浦和ゴルフから堤防上に上がり先を目指した。羽倉橋の手前辺りからは菜の花が多く見られるようになり、塚本
地区の耕作放棄地は模型飛行機を飛ばす基地に変貌してヨシはきれいに除草され、見通しが大きく開けていた。
西遊馬地区河川防災ステーション整備工事の現場にはダンプが頻繁に往来し、重機も忙しく動いていたが、今回の
工事は盛土だけの工事で、そう大きな変化はなかった。
二ツ宮上築堤工事はかなり進んで、もう少しで治水橋交差点に届きそうなところまで来ていた。
錦乃原桜草園ではサクラソウの花芽が見られ今年も田島ケ原より早かった
錦乃原桜草園はまだ冬景色だったが、よく見るとサクラソウやノウルシの目出しが多く確認できた。サクラソウは
結構大きな株も見られ、花芽を付けたのもあったがパソコンに移してようやく確認できる小ささだった。
最後に比較の為に訪れた田島ケ原は遠目にも緑が増えていたが、サクラソウの芽出しは小さくこちらは花芽をつけ
ているのは無かった。
でも、今年は田島ケ原サクラソウ自生地の方が全体的に植物の芽出しは早いように感じた。ノカンゾウ、アマナな
ど植物相の豊かな事も影響があるのかもしれない。右の写真ではフキノトウがもう花を咲かせ、周囲にはツクシやノウルシ、ノビルも多
く伸び出している。サクラソウが見当たらないのが残念だ。
それにしてもノウルシの芽生えは凄まじい。恐ろしいほど全域を支配している。
錦乃原桜草園では栽培種のオオアマナが緑色の蕾を付けていた。田島ケ原ではヒロハアマナもアマナもまだ蕾
も見られないが、この種の花の特徴としては就眠運動がある。日が当たると花が開き、日が陰ると半開き状態になる性質だ。
祥月命日にフクジュソウに出会う奇縁がありました
12時30分頃青葉園に着き、お墓に行くと先客が来たようで、お花があげられ、多くの紫色の線香が火をつけられな
いまま入れられていた。従姉妹と直感して電話をすると、昨日来たと言う。
お花も新しいので二束、お線香は3回分くらいをいっぺんに飾ったが、派手な事が好きだった母だから喜んでいたか
もしれないと勝手に解釈したが、勿体ないと怒っていたかも。
お庭のソシンロウバイは花はついているものの
終わりかけの生気のない花ばかりだった。代わりにサンシュユが
ハルコガネバナの別名に恥じない花を咲かせていた。近くにはミツマタも花開き始めていたが、園芸種のアカバナミツマタのようだった。
サンシュユ(山茱萸)はミズキ科の落葉小高木 | フクジュソウ(福寿草)はキンポウゲ科の多年草 |
来る時にコブシと目をつけていた青葉園近くの花木を撮ろうと自転車を降りた。ひとしきり撮り終り、フト地上
を見るとフクジュソウが飛び石に沿って植えられていた。
今年は初めてでカメラを向けたが、何年も前にも祥月命日の日にフクジュソウに出会った事を思い出した。そういえ
ば入居していた老人ホームの近くの農家のフクジュソウをよく見に行ったこともあった。
ミツマタ(三椏)はジンチョウゲ科の落葉低木 | コブシ(辛夷)はモクレン科の落葉高木 |
平成29年3月11日作成