荒川左岸高水敷に見られた2019年5月27日の朝の風景
5時40分頃に荒川左岸堤防に上がった時には新鮮な空気と青空が一面に広がり素晴らしい朝だった。
羽根倉橋の交差点から高水敷に降りてしばらく走って右後ろを見ると逆光になって白い世界が広がっていた。
塚本地区の自転車迂回路から堤防方面を見る。朝日が斜め後ろから田植えが終わったばかりの田んぼを照らしていた
自転車道とゴルフ場との境にマサキが満艦飾に蕾を付けていた。
マユミと同じニシキギ科の、よく庭やお寺にもある木とまでは思い出すがどうしても名前が出てこない。
この頃は認知症ではないかと思うくらい記憶力が曖昧になり、ひどい時は今の今まで分かっていたのにいざ言葉に出そう
と思うと出てこない時がある。
今回も結局家に帰るまで思い出せなかった。歳とは思いたくないし何かにかこつけて覚えて、忘れないよう心している。
30分近く走って右手に健保グランドが開けた自転車道の先の方に何やらスズメたちが群れていた。
今はヤマグワの実がたくさんついてそれをついばんでいたスズメもいたがあの辺りにヤマグワはあったろうかなど考えながら
走ったが、彼ら彼女らが飛び去った所に行っても何もなかった。
結局何だったのかは不明だが、写真を見るとスズメの影がこんなに伸びているのが珍しかった。
自転車道の先の方にスズメたちが群がって何を見ているのでしょうか
高水敷(こうすいじき)という言葉は結構耳にするが何となく馴染めなくて自分では使わなかった。堤外、堤内という言葉に対する
最初の違和感と同じ性質と気づいて今回調べてみた。
コトバンクによると河川法では堤防敷、高水敷、低水敷を河川区域と定めて、河川敷とは高水敷と低水敷きに対する総称という。
河川用語は独特なものが多いが、「通常の川の水が流れている流路を低水路という。洪水になると低水路からあふれ出し洪水が流れる
ところを高水敷という。高水敷は年に数回冠水する事があるが、グランドや公園、自動車教習所、ゴルフ場、農地など様々な形で利用されている。(河川用語集)
土屋田んぼを見下ろす堤防で朝食中に見た小鳥たちの3種3様
ほぼ工事が終わった土屋田んぼを始め全てのさいたま築堤はきれいに除草されていた。アチコチにドバトの群れが餌をついばんでいるの
が見えたが、除草の後や野焼きの後は餌が豊富なのだろうか、こうした群れが多く見られる。
何時もの朝食時間の7時30分になったので僕も朝食にすべく全面的に田んぼを見渡せる位置まで登り、おにぎりををパクついた。
はるか遠くの農道の脇にカラスがいるようだ。あまり長くいるので気になってカメラを向けると2羽だった。何をしているのか分からな
かったが夫婦のようだった。
堤防の下の方にヒバリが降りてきて動き回っていた。近くに巣でもあるのではと思い興味深かかったが、食べ終わってその辺りを探して
みたが巣らしきものは無かった。
下の工事用道路のアスファルト部分に小鳥が出てきた。カメラで見るとムクドリでガッカリしたが取り敢えずは2〜3枚シャッターを押し
ておいた。
パソコンで見ると何と彼?(彼女)も朝食中だった。
小さな蛙をアスファルト面に2〜3回叩きつけたようです | 獲物をしとめてムクドリも食事にかかるようです |
青葉園ではウツギ類が花を咲かせ、オオスカシバが吸蜜に来ていました
青葉園に着いたのは8時20分頃。お花屋さんが開くまで10分ほどあったので休憩所の前の植え込みに行ってみた。バイカウツギなどが花
盛りでオオスカシバが吸蜜に来ていた。
左はバイカウツギの花に吸蜜にきたオオスカシバ。
下は古くから栽培されている八重咲きのサラサウツギ。
下は古くから栽培されている八重咲きのサラサウツギ。
オオスカシバ:スズメガ科の蛾の一種。翅が透明な蛾で、鶯色の太い胴体の腹部中ほどに赤褐色の帯があり、その
前後に黒い帯模様もある。腹部先端の左右に黒色の毛束。夏の日中によく活動し、都市部でもよく見るという。幼虫の食草はクチナシ。
左は満開のハナムグラ。前々日には農耕車が置かれて押しつぶされていた。
上はニガナの中で花を咲かせていたミゾコウジュ。
上はニガナの中で花を咲かせていたミゾコウジュ。
令和元年6月11日作成