オオヨシキリが声高に囀りマサキが満艦飾に花を咲かせていました
予報がどんどん変わりとにもかくにも昼間は持ちそうな感じだったが念の為5時45分には家をでた。
塚本のコガマの群生地で久しぶりにヨシの上に出て囀るオオヨシキが
朝の爽やかさを際立させ、前回5月にはいっぱいの蕾だったマサキが全面的に花開いていた。
さすがニシキギ科の花でとにかく花の多さに圧倒された。
ペルシャ(イラン)とは縁もゆかりも無い北米産に何故ペルシャの名が?
大久保樋管の周囲にハルシャギクが群生していた。今までもあった
のか記憶が定かでないがとにかく群生地の中に入ってみた。
ハルシャギク(波斯菊)はハルシャギク属の一年草でロゼットで越冬するという
名前のハルシャギクの漢字表記は波斯菊が一般的のようだが、新牧野の[日本名]にはペルシャ(イラン)菊の意味だがペルシャには自生
しない。とだけある。日本の野生植物には名すらないのは野生ではないからだろうか。。
原産地は北アメリカ西部で明治の初めに観賞用として渡来したというのはどの図鑑も共通なので、どうしてペルシャが出てきたのかは
不明だ。案外[かぎけんWEB]の春車菊が自然のような気がするし、別名の蛇目菊は姿形からGoodだ。
名前はそう気にする必要は無いが、やはりその植物の特徴を表して居た方が覚えやすいし、親しみやすい。
今年は休耕田が多くなった気がします
道場5丁目から新開の堤内地でも休耕田が増えているが、2〜3年前から休耕田を団体が借りて稲作をしている所があり、ここは田植えなど
が何時も遅い。今年もようやく水を入れただけでまだ田植えはされていない。
ここにアオサギと4〜5羽のカルガモが来ていた。
カルガモだけが一年中各地で見られ、雌雄同色で普通に繁殖する。黒い嘴の先が黄色なのと黒褐色の過眼線が特徴
アオサギは食性や採食方法はダイサギに似る。この時もカルガモに構うことなくジーットたたずんで獲物を狙っていた。
ハンゲショウがいつもの所で葉を白くして、もう少しで最盛期です
ハンゲショウの群生地に着くと盛りには少し早い感じだったがかなり
の葉が白くなっていた。
いつも感心する事だがこうして花の時期になると葉を白くする習性はすごい。
ウシハコベは4枚の花弁が8枚に見える。
ハンゲショウの向かいの田んぼにはケキツネノボタンや
オモダカの花が見られた。ケキツネノボタンのそう果の刺の先はほぼ真っ直ぐでキツネノボタンのように曲がらない。
ゼニバアオイはユーラシア原産で195〜60年代に渡来したようだ。
ケキツネノボタン | オモダカ雄花 |
ノカンゾウ 円内は八重のヤブカンゾウ | ゼニバアオイ |
令和元年8月7日作成