スミレ科スミレ属
学名(属名+種小名)Viola diffusa
種小名のdiffusaは散開したとか広がったとの意味で、盛んに匐枝を伸ばすことからか
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撮影:左は09年3月31日、右は06年4月18日、いずれも小石川植物園にて |
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葉 |
さじ形で縁に鈍い鋸歯がある |
根・茎 |
地上茎は短く盛んに匐枝を出し新苗を作る |
花 |
花弁は7oくらい。唇弁が極端に小さい |
果 実 |
刮ハは楕円形で無毛、果柄は直立 |
高さ |
10〜20cm |
花 期 |
3月〜4月 |
生育地 |
暖地の低山の林縁、道端 |
分 布 |
九州、沖縄 |
別 名 |
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花言葉 |
小さな親切(花がやさしい感じ) |
渡 来 | | 近似種 |
タデスミレ |
和 名 |
「筑紫は古く、九州地方の称。また、特に筑前・筑後にあたる九州北部の称。さらに、大宰府をさすこともある。」 と辞
書にあるがこの場合は広く九州地方を指し、産地を表しているようだ。 |
雑 記 |
小石川植物園の梅園に向かう小道脇の草はらで初めて見た時にはやさしい感じのツボスミレと思った。でも、唇弁が小さく
上弁がひしゃげていない。そして側弁に毛が無い。調べてみるとツクシスミレだった。小石川植物園特有の観察用に栽培したのが
逃げ出して野生化した種だった。そし09年3月31日には盛んに
匐枝を出して広がっている様子を見る事が出来た。
有茎種
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09年5月22日作成
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唇弁が極端に小さく上弁は広がっています 07年4月21日 |
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