桜の花は未だ早咲きの桜が咲いているのみです

先月に続いての金曜日で、家を出たのは午後になってしまった。
東京の桜の開花は平年より7日早く昨年より1日早い21日だったが、西南桜は一部花をつけている早咲きの木はあったが大半は未だ 蕾が膨らみかけただけだった。鴨川桜通り公園は手前の早咲きの白花が2〜3分咲き、道場4丁目の方の桜も早咲きの木が花をつけ ているだけだった。
ちなみに満開になったのは4月5日の日曜日あたりだった。開花宣言があってから寒い日が続き満開までかなりの日数を要し たようだ。しかしいつもは時期が遅い桜まつりにはピッタリのようだった。
西南桜 鴨川通り公園桜
西南さくら祭りの横断幕はありますが花は未だ蕾です 咲いているのは毎年早咲きの、手前の白花の桜だけです
プラザウエストを望む 道場の堤防内
農道をはじめかなり緑に彩られ始めました あまり変化は無いようですが土の色が違います
※上記2枚の写真はクリックすると前月27日の同じ場所の写真がアップされます

休耕田の春の使者コオニタビラコが黄色い花を咲かせていました

道場4丁目の休耕田のアチコチにはコオニタビラコ がロゼットの真中に小さな花をつけていた。そして畔道には オランダミミナグサが白い花を咲かせていたがオヘビイチゴはようやく葉を広げ始め、アリアケスミレは株も見られなかった。
西区の田圃地帯ではノジスミレが農道脇に花径2p以上 の大きな花を多く咲かせていた。その中に白花があり野路菫の白花?と興奮したが、どうやらアリアケスミレに近く両者の交雑種 のようでもあった。
コオニタビラコ ノジスミレ オランダミミナグサ
コオニタビラコ(子鬼田平子) ノジスミレ(野路菫) オランダミミナグサ
セイヨウアブラナ アリアケスミレ トウダイグサ
セイヨウアブラナ アリアケスミレとの交雑種? トウダイグサ

セイヨウアブラナとセイヨウカラシナの菜の花の競演です

セイヨウアブラナ セイヨウカラシナ
西区島根の荒川堤防のセイヨウアブラナ 昭和水田地帯の横堤のセイヨウカラシナ
西区の荒川左岸ではセイヨウアブラナとセイヨウカラシナが比較的近くに群生している。両者とも2月下旬には咲き始めたが 、群生し始めたのは横堤の南面に咲くセイヨウカラシナの方が早かったようだ。両者とも栽培されていたのが野生化したといわれ る。
前者は明治初期に菜種油の採取用にヨーロッパから移入され、後者は明治以前から栽培されたが、戦後広まったものはヨー ロッパや北アメリカから入ったものと推測される(日本の帰化植物)との事だが西洋油菜は少し花が大きく花付きもよく、葉が茎 を抱くのが大きな違いという。事実写真を撮るとセイヨウカラシナの群生は花の隙間が多くどうしても暗めの写真になってしまっ た。

平成20年度の築堤工事終了間近で、錦乃原桜草園も春の装いです

土屋地区の土屋築堤工事と西遊馬築堤工事は平成20年度の工期終了間近で、それぞれ300m位の区間の盛土をほぼ完成し作業 員たちは仕上げと周囲の後片付けをしていた。
H20土屋地区築堤工事
手前に広がっているのが土屋築堤の盛土部分、遠方の建物の下が西遊馬築堤で両者を結ぶ盛土をしてそ の上にまた盛土をしなければならい
錦乃原桜草園 桜草花壇
点々とノウルシの緑の間にサクラソウも 花壇形式になった所の桜草の群生
昭和水田のトラクター

平成20年度のさいたま築堤工事もそろそろ終了ですが、前回も書いたように今回から基礎部分の盛土工事で前途はまだまだ遼 遠です。錦ヶ原桜草園のサクラソウもだいぶ咲いてきました。色々なタイプの花が見られてたのしみです。

昭和の水田地帯ではトラクターが田起こしをしていよいよ水田に活力が戻ってきたようだし、迂回路周辺の野焼きの後にもま た緑の色が戻り春本番に備えているようだ。

平成21年4月26日作成