堤防内の田圃はかなり稲刈りが終わっていました 07年8月27日 晴のち曇

プラザウェストを正面に
この日は午後から出かけたが、プラザウェストの荒川土手の内側の田圃はほとんど稲刈りが終わっていた。堤防内は例年稲刈りが早く早稲の品種も多いようだ。
左の写真でもハッキリ分かるように道場4丁目の田圃はまだ稲刈りの気配も見えない。水道タンクの北側の西区の水田では一部だけ刈取りが始まっていた。
8月7日の写真では公有地はきれいに刈られていましたが、もう雑草が伸びています。黄色に見えるののが稲の水田です
去年ミゾコウジュが群生していた道場5丁目の残土置場は今年は土地が乾燥してしまい、荒川堤に多く見られるオオイヌタデが群生している。
今年は水田雑草の群生する休耕田が無くなってしまい、三条町の畦道から見つけたアゼナをアレコレ接写したがピンボケが多くがっかりだった。
河川敷の荒川自転車道の迂回路からはセンニンソウクズの花、キクイモなどの花が目につき、土手近辺ではガガイモも多く見られた。
堤防内風景 センニンソウ
堤防内の道場などの飛地の田圃風景 07年8月27日現在センニンソウはアチコチでたくさんの白花をつけています

田島ヶ原サクラソウ自生地はコバギボウシが目立ちました 07年8月23日

23日の朝方は久し振りの雨でホッとした。次第に晴れたので雨滴が残った花が撮れたらと田島ヶ原サクラソウ自生地に出かけた。園内に一番見られたのはコバギボウシだったが、既に盛りは過ぎてあまりきれいとはいえなかった。日当りのよい湿地に生えるとの事だが近くの河川敷ではほとんど見ないのは花が大形できれいなので乱獲されてしまったのだろうか。
コバギボウシ ツルフジバカマ キンミズヒキ
コバギボウシは雄しべも雌しべも長いツルフジバカマの花は蝶形花 キンミズヒキなどの黄色い花も目立った
たまたま顔見知りの係員の方がいて色々教えてくれた。クサフジと思ったのが、ツルフジバカマで今頃から咲くのは総て蔓藤袴だという。花期の違いに加えて花も大きい。花期は8月から10月にかけてで、これ以降も土手やその周辺にヤブヅルアズキと共に多く見られた。

さすが長年の経験が被害を最小限に留めました 07年9月2日

この日は先日購入したルミックス18の試写に出かけた。18倍の望遠にひかれて発売を心待ちにしていただけに期待は大きかった。一眼レフは重くてかさ張るのがいやで敬遠したのに、携帯に便利な筈のソフトケースは初代のものより手抜きした安っぽいもので機動性も悪くなっていた。
オオイヌタデ群生 カワラニンジン
オオイヌタデは荒川土手でも主役ですカワラニンジンに初見参でしたがピントがもうひとつです
4〜5mくらい離れたノハラアザミに止まったナミアゲハは先代のカメラでは信じられないほどきれいに撮れ、接写もクリアーだったが、普通の距離の草姿にピントを上手く合わせるのは難しかった。
 そして何よりパソコンに移したり、呼び出したりする段階で重い事には閉口した。時間ばかりかかってしまいどうしようもなかった。パソコンで扱うには200万〜300万画素で充分で、画素競争みたいな宣伝には疑問を感ぜざるを得なかった。
昭和の水田 ナミアゲハ 島根の水田
堤防内の水田はほぼ刈入れ済み ナミアゲハはクリックできます堤防の外側の水田は始まったばかり
横提の上からの昭和の水田は手前の方はほとんど稲刈りが終わっている。この4日後には台風9号が襲来してこの広大な水田地帯は3メートルくらいの洪水に水没してしまった。経験に積み重ねられた農作業の知恵は3日間で9割がたの刈入れを済ませ被害を最小限に留めていた。

ちなにみに05年、06年の8月27日は

05年は8月27日の早朝にかけて台風11号が東京湾から千葉に抜けていった。さいたま市は風は左程でも無かったが、アチコチの田がスッカリ水田に戻ってしまい、休耕田の小菜葱の花も水没していてガッカリだった。
水没したコナギ マツカサススキ
コナギの花は水没して葉のみが水面より出ていた 05年三条町のマツカサススキの群生 06年
06年の8月27日は西区のコナギとオモダカ、ホソバヒメミソハギの各群生休耕田、マツカサススキの群生地で夢中に写真を撮っていたらあっと言う間に1時間30分が過ぎてしまった。
平成19年11月21日作成