撮影:左は08年4月3日、右は08年3月13日、いずれも野川公園・自然観察園にて | |
※上の写真はクリックすると大きくなります |
葉 | 柄は短く片側2〜3個の大きな鋸歯 | 根・茎 | 下部で枝分かれし地を這い先だけ立ち上る |
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花 | 花冠は径約2〜3oと非常に小さい。 | 果 実 | 2個の球をつけたような形で両面が膨れる |
高さ | 7〜15p | 花 期 | 3月〜4月 |
生育地 | 石垣の間など石灰岩地域に多い越年草 | 分 布 | 本州から沖縄 |
別 名 | イヌフグリ | 花言葉 | 真珠に似た(日本古来の奥ゆかしさ) |
渡 来 | 在来種 | 近似種 | オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、フラサバソウ、コゴメイヌノフグリ |
和 名 | ふぐりとは睾丸の古名で果実の形が犬の睾丸に似る事からと言う。オオイヌノフグリなどの近似種の中でも一番ぷっくりとした果実で犬の睾丸に 似ると言う。是非とも見てみたいが・・・ |
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雑 記 | 3年越しの恋が実り今年ようやく野川公園の自然観察園で対面できた。タチイヌノフグリも花は小さいが数は多いのでそれなりに見つけやすい。でも
イヌノフグリは花が小さい上にポツンポツンしか咲かない。4回見に行ってもしゃがみ込んで探さないと花は見つけられず、それも1回にはせいぜい2〜3
輪だった。花の落ち易いのもタチイヌノフグリ以上で、触れたか触れないかくらいでも簡単に落ちてしまう。 絶滅危惧U類(VU)に指定されているがワンランク上の絶滅危惧I類(CR+EN)になってもおかしくないほど自然界では見つけられない。 |
08年4月8日作成
オオイヌノフグリと比べると大きさがよくわかります。この花は触れたつもりは無かったのに接写していたら落ちてしまった。罪悪感にさいなまれながらの一枚。イヌノフグリの小さな花は奥ゆかしさを感じさせられます。 08年3月26日 |